2022年3月11日の17時にドイツ・ブンデスリーガ2部のシャルケ04日本語公式が東日本大震災についてのツイートを投稿。11年前の内田篤人とマヌエル・ノイアーの映像が、改めて心に打つ。
■「何年経っても忘れはしません」
シャルケ04は、
〈何年経っても忘れはしません。
犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表します。
また、いまだ行方のわからない方々が一日も早くご家族の元に帰れるように心から願っています。
#東日本大震災から11年 #S04〉
と日本語でツイート。
同時に投稿された映像は、11年前、2011年3月12日、東日本大震災翌日のシャルケ04対フランクフルトのゲームでのもの。2010年7月からシャルケに移籍し、この日も右サイドバックとして出場した内田篤人は、前日に発生した祖国の大震災を受けて、ユニフォームにメッセージを記していた。
「試合前、当時シャルケのチームメートだったマヌエル・ノイアーが内田に“ユニフォームを見せるのか?”と尋ねると“勝ったら見せるけど負けたら見せない”と内田が答えたそうです。これに対し、ノイアーが“俺が守るから今日は勝つよ”と告げ、実際に試合は2対1でシャルケが勝利しました」(スポーツライター)