日本代表はFIFAワールドカップカタール・アジア最終予選グループB第9節でオーストラリア代表(3月24日)、ベトナム代表(3月29日)と対戦する。オーストラリアとの試合は勝てば7大会連続のワールドカップ出場が決まる大一番。日本はアウェイでの一戦となるが、勝利してワールドカップへの出場を果たすことができるだろうか。
今回は、前回の1月・2月シリーズの代表戦からここまでの日本代表GK・DFの活躍ぶりを紹介する。※(1)は3名、(2)は4名の計7名の欧州組
■38歳ベテランGK
所属クラブ:RCストラスブール(フランス)
生年月日:1983年3月20日 (38歳)
今季リーグ戦成績:1試合0失点
3度のワールドカップ出場を誇る38歳のベテランGK川島永嗣は、フランス1部のストラスブールで厳しい状況となっている。今季はここまでリーグ戦1試合の出場。クープ・ドゥ・フランス(フランス杯)では3回戦のヴァランシエンヌ戦のみの出場。公式戦2試合と完全に控えGK扱いとなっている。
代表では、2021年6月のアジア2次予選キルギス代表戦以降プレーがない。権田修一にスタメンの座を譲っているが、オーストラリアとの大一番にはこういうベテランの存在は大きい。厳しいアジアでの戦いを経験し、ワールドカップでもプレー。クラブレベルではベルギー、スコットランド、フランスと渡り歩き数々の経験をしてきた。試合に出場するに越したことはないが、たとえ控えとなっていても川島の存在は絶大だろう。日本を助ける働きに期待したい。