Ｊ１リーグ第４節 ヴィッセル神戸―鹿島アントラーズ
３月１１日（金）｜１９:００ ノエビアスタジアム神戸
互いにシーズン序盤のターニングポイントとなるかもしれない一戦だ。
昨季３位のヴィッセル神戸としては、まさかの展開だ。リーグ戦５試合を戦って、まだ勝利がない。来週火曜日にはＡＣＬプレーオフも待つ。トンネル脱出と、アジアへの挑戦権獲得と、まさに今季の今後を大きく変え得る数日間となる。
鹿島アントラーズは前節、ホームでの今季初勝利を挙げた。次に狙うは、ルヴァンカップを含めてもまだない公式戦の連勝。レネ・ヴァイラー監督の合流予定も３月１５日と発表されており、精神面も含めてチーム状態を整えておきたいところだ。
まだ序盤ではあるが、強いチームとは節目で結果を出していくものだ。両チームの地力が、見えてくることだろう。
■ヴィッセル神戸
１６位 勝ち点３ ０勝３分２敗 ３得点７失点 得失点差－４
【出場停止】なし
【直近５試合結果】
Ｌ△１－１ 広島（Ａ）
Ｌ●０－２ 横浜ＦＭ（Ａ）
Ｌ△０－０ 福岡（Ｈ）
Ｌ△２－２ 浦和（Ａ）
Ｌ●０－２ 名古屋（Ａ）
【通算対戦成績】
Ｈ ２６試合・ ６勝３分１７敗
Ａ ２４試合・ ７勝６分１４敗
計 ５３試合・１３勝９分３１敗
【直近対戦成績】
２０２１年 ８月２１日 Ｊ１第２５節 ○１－０（Ｈ）
２０２１年 ４月２４日 Ｊ１第１１節 △１－１（Ａ）
２０２０年１０月２１日 Ｊ１第３３節 ●１－３（Ｈ）
２０２０年 ８月１６日 Ｊ１第１０節 △２－２（Ａ）
２０２０年 １月 １日 天皇杯Ｆ ○２－０（Ｈ）
【今節のみどころ】
三浦淳寛監督にとっては、頭の痛いところだろう。負傷離脱が発表された武藤嘉紀に続き、前節は大迫勇也がメンバーから外れた。右脚の裂傷とのことで、先発は可能かもしれないが、中３日で迎えるメルボルン・ビクトリーとのＡＣＬプレーオフを考えると、決断はさらに難しくなる。
一方で、戻ってきた選手がいるのは心強い。ＧＫ飯倉大樹は前節も足元の技術の高さでサンフレッチェ広島のプレスをいなしていた。菊池流帆は守備範囲広く、パワフルなプレーを見せていた。槙野智章との「日本一暑苦しいＣＢコンビ」が見られるかもしれない。
勝利に手が届かず、厳しい状況ではある。そんな時こそ特定のタレントだけではなく、チーム全体で力を発揮することが求められる。
