ロシア・ロストフのサッカー日本代表MF橋本拳人にも影響!?FIFAが「ロシアとウクライナ」のクラブに下した「特例措置」とは?の画像
橋本拳人(左) 写真:TASS/アフロ

 国際サッカー連盟(FIFA)は3月7日、ロシアのウクライナへの軍事侵攻による影響を考慮し、国外でプレーすることを許可する特例措置を適用することを発表した。

■移籍が可能に

 FIFAによると、ウクライナのクラブに所属する外国籍選手や監督は明確な合意がない限りは2022年6月30日まで契約を自動的に一時停止でき、自由に他国クラブへ移籍することができる。

 ロシアのクラブに所属する外国籍選手や監督については、3月10日までに相互の合意がなく書面での合意がない限りは6月30日まで一方的に契約を停止することができるという。また、この措置でウクライナとロシアのクラブを離れた選手・監督は6月30日までに所属元のクラブとの契約を解除することができ、その場合は起こりうるあらゆる問題なしに他国クラブと契約をすることができるという。

 さらにロシアの軍事侵攻の影響で、すでにロシアとウクライナを離れている、もしくは離れようとしている選手・監督についても移籍期間が過ぎていても他クラブと新たな契約を結ぶことができる。この措置を適用し、各国リーグの整合性を保つため、4月7日までに契約を締結する必要があるという。また今回の特例措置では、1クラブ最大2選手までと契約できる。

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