J1リーグ第10節で浦和レッズに逆転勝利を収めた川崎フロンターレ。その陰の立役者となったGKチョン・ソンリョンのスーパーセーブが話題になっている。
■流れを変えるビッグセーブにサポーター大興奮
チョン・ソンリョンのスーパーセーブが飛び出したのは、52分だった。0-1でリードされていたなか、後半開始早々にピンチを迎えた川崎。自陣左サイドからクロスを上げられると、浦和MF明本考浩にゴール前で左足で合わせられ、ボールは鋭く枠内に向かう。
至近距離からのシュートだったこともあり、入ったかに思われたこのシュート。しかし、GKチョン・ソンリョンが超人的な反応で右手の指先に当てて枠の上にボールを逸らし、2失点目を免れる。
大ピンチを脱した川崎は、この10分後に家長昭博が同点弾を決め、さらに64分に山根視来がネットを揺らし、逆転に成功。そのまま2-1で試合を終わらせて、見事に今季のリーグ戦3勝目を挙げた。
この流れを変えたセービングには、「生で見てて鳥肌たった」や「これは入ったと思った」、「ソンリョンは神」など、多くの称賛の声が寄せられている。
今季も王者のゴールマウスを守るチョン・ソンリョン。これからもチームを救うビッグセーブを見せて、クラブ史上初の3連覇に貢献できるだろうか。