日本代表ＭＦ堂安律が決勝ゴールを記録し、ＰＳＶの逆転勝利に貢献した。エールディビジ（オランダ１部）第２４節スパルタ・ロッテルダム対ＰＳＶが現地時間２月２７日に行われ、アウェイのＰＳＶが２−１の勝利を収めた。
■逆転決勝ゴール
前半３２分に試合が動く。ＰＳＶが自らのミスでレンナルト・ティーにゴールを決められ、先制ゴールを許す。前半は０−１で折り返すと、後半頭から堂安が投入された。
５３分、アルノ・フェルシューレンが後ろからの危険なタックルで一発退場。ＰＳＶが一人多い状況になる。すると５９分にマウロ・ジュニオールが左足の強烈ミドルシュートを突き刺し、ＰＳＶが同点に追いついた。
そして、堂安が逆転の決勝ゴールを決める。６７分、ヨエイ・フェールマンが右ＣＫを蹴るが、一度跳ね返されもう一度中央にクロスを供給。こぼれ球に反応した堂安が左足一閃。これがゴール右に決まり、ＰＳＶが逆転に成功。堂安にとってリーグ戦５ゴール目、公式戦７ゴール目となった。
強烈なシュートだった。ノニ・マドゥエケのシュートのこぼれ球に反応した堂安は迷わず左足を振り抜いた。ボールが来ると感じ取り、そこにポジションを取った堂安の嗅覚は抜群。ボールは完璧なコースでゴール右に突き刺ささった。
試合はこのまま終了し、ＰＳＶが２−１の逆転勝利。堂安は逆転の決勝ゴールでＰＳＶの３連勝に貢献した。勝ち点を５５に伸ばした２位ＰＳＶは、首位アヤックスとの勝ち点差を２に縮めている。
