■ダービーの影響で大幅ターンオーバーの可能性も
そんなシティだが、3月9日の2ndレグの直前、3月6日にマンチェスター・ユナイテッドとのダービーマッチを控えている。
この試合でベストメンバーを組むことが想定されるため、スポルティングとの第2戦では大幅なターンオーバーを敢行するだろう。
そんななかでも外せないのはGKエデルソン。確かな足元の技術は唯一無二で、シティのビルドアップを最後方から支える必要不可欠な存在だ。
DFラインには、カイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、ナタン・アケ、オレクサンドル・ジンチェンコを選出。ウォーカーはおそらくユナイテッド戦でも先発出場するだろうが、右SBの層が薄いためにスポルティング戦でもスタートからプレーする可能性が高い。
そしてボランチはフェルナンジーニョとイルカイ・ギュンドアン。安定したボール奪取力とキャプテンシーを兼ね備えた前者と、高いボールスキルに得点力を兼備した後者のコンビは4-2-3-1採用時にはしばしば見られる組み合わせとなっている。
また、右SHには若武者コール・パーマー、左SHには復帰が期待されるジャック・グリーリッシュが並ぶと予想。今季新加入ながら眩い存在感を放つドリブラーコンビに注目したい。そしてトップ下にはベルナルド・シウバ。前線ならどのポジションでもこなせる万能アタッカーは1stレグで2得点を決めている。第2戦にも欠かせないはずだ。
CFには、グリーリッシュと同じく負傷からの復帰が予想されるガブリエウ・ジェズスを選出。ゴール前だけでなく、サイドに流れてもクオリティの高いプレーを発揮できる9番は、今季のCLで4試合に出場して3ゴールと好調。2ndレグでも得点を奪えるだろうか。