■プリシッチの決勝弾
1点をリードしたチェルシーだったが、その後は追加点を奪えないまま試合が進んでいく。しかし63分、カウンターからチェルシーが追加点を記録。自陣でルーベン・ロフタス=チークが相手からボールを奪いパスをつなぐと、チアゴ・シウバからのパスを受けたカンテがターンからドリブルを開始。そのままスピードに乗って相手陣内まで侵入すると、左サイドを走っていたプリシッチへスルーパスを供給。ペナルティエリア左で受けたプリシッチはボールを浮かしゴールを決めた。
プリシッチの技ありゴールが決まった。自陣深い位置からドリブルで持ち込んだカンテもさすがだった。圧巻のスピードであっという間に相手ゴール前へ。そのカンテと並走していたプリシッチは相手より一歩速くボールに触れ、相手GKが飛び出してくるのを見ると、プリシッチはループシュートを選択。さすがのテクニックを見せ、チェルシーに追加点をもたらした。
試合はこのまま終了。ホームのチェルシーが2ー0で先行。アウェイでの2ndレグは3月16日に行われる。世界一クラブ・チェルシーが連覇へ向けて好発進だ。