【J1開幕分析】試合終了後に見せた「古巣対決」湘南・瀬川祐輔の「悔しさ」と「前を向く姿勢」【湘南ベルマーレvs柏レイソル】(2)の画像
試合終了と同時に悔しさを滲ませた瀬川祐輔 撮影:原壮史
湘南ベルマーレ対柏レイソル 20220219

【明治安田J1リーグ 第1節 湘南ベルマーレvs柏レイソル 2022年2月19日 15:03キックオフ】

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 数的不利になった湘南だが、米本が球際の強さと統率力を見せて中盤の守備を機能させ、柏は数的優位を活かせなかった。51分にドウグラスが負傷交代となってしまったこともあり、湘南が勝ち点を確保できる可能性は十分に考えられた。

 柏から移籍してきた瀬川祐輔は左サイドのライン際で体を張ったり、ボール奪取から町野へ展開して柏を慌てさせたり、クロスに飛び込んでヘディングシュートを放ったり、とピッチの広範囲でアグレッシブに戦い続けた。

 しかし66分、柏の中村慶太が石原に倒されるとPKの判定となり、マテウス・サヴィオが決めてとうとうスコアが動く。75分には小屋松知哉が追加点を奪い、試合は決した。

 試合終了のホイッスルを聞くと、瀬川は両膝に手をつき、その後ユニフォームを顔まで引っ張り上げて悔しさを滲ませた。

 その後、柏の選手たちと挨拶を交わす時にはもう笑顔になっていたが、ホイッスルから整列までの短い時間にだけ見せた悔しそうなその姿は、この試合への意気込みの強さを表していた。試合後の会見で瀬川は「レイソルに対する気持ちは人一倍強かったと思います。昨日からずっとウズウズしていました」と古巣との対戦を振り返っている。

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