■SNSでは、〈この場面、メイン側からかなり笑い声が聞こえてきました〉

 この“かわいらしい場面”を、サポーターも見逃していなかった。

 SNSでは、〈この場面、メイン側からかなり笑い声が聞こえてきました(笑)〉といった感想が見られたほか、〈この場面見てた笑 憲剛復活試合の憲剛と悠を思い出した〉というものもあった。「14番」を引き継いだ、レジェンド中村憲剛氏も、同じような“失敗”を犯していたのだ。

 タッチには失敗したものの、脇坂の思いは遠野に伝わったようだ。遠野が蹴ったコーナーキックにレアンドロ・ダミアンが合わせ、これがゴールネットを揺らす。見事に決勝弾を演出したのだ。

 思いをつなげようとする、川崎イレブン。その気持ちの強さが、勝利の秘訣のようだ。

PHOTO GALLERY ■【画像】脇坂泰斗が交代時に遠野大弥に手を伸ばすも届かず、ピッチに再び入って手を伸ばす写真■
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