J1リーグ第1節 サンフレッチェ広島ーサガン鳥栖
2月19日(土)|14:00 エディオンスタジアム広島
サンフレッチェ広島とサガン鳥栖が顔を合わせる。この初戦に、見る者の鼓動は高まるだろう。何しろ、不確定要素が大きいのだ。
広島は、まだミヒャエル・スキッベ新監督が来日できていない。コロナ禍での選手や監督の足止めに苦しむチームは少なくない。だが、指示を送る監督が遠い地にいるからこそ、スタッフや選手が監督の意図を読み取ろうとするのだという。
鳥栖は大幅に選手が入れ替わり、監督も代わった。不安視する向きも多いが、進歩に変化は不可欠だ。「必要は発明の母」。何かがなくなれば、何かが生み出される。不足する分は、伸びしろでもある。
果たしてどんな選手たちが、どんなサッカーを見せてくれるのか。やはり、鼓動は高まるのだ。
■サンフレッチェ広島
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
L○4-2 徳島(A)
L●1-2 FC東京(H)
L●0-1 清水(A)
L△0-0 湘南(A)
L●1-4 鹿島(H)
【通算対戦成績】
H 16試合・12勝2分2敗
A 14試合・ 6勝4分4敗
計 30試合・18勝6分6敗
【直近対戦成績】
2021年 7月 3日 J1第21節 △1-1(H)
2021年 5月 8日 J1第13節 △0-0(A)
2020年10月 3日 J1第20節 ○3-0(H)
2020年 7月12日 J1第 4節 △0-0(A)
2019年 7月13日 J1第19節 ○2-0(A)
【今節のみどころ】
昨年までベースとして築き上げてきたフォーメーションに、新たな要素が加わりそうだ。
期限付き移籍していた愛媛からもどってきた川村拓夢と、流通経済大学を経て戻ってきた下部組織育ちの仙波大志。この「新顔」のどちらか、あるいは両方が、開幕戦の先発に名を連ねるかもしれない。
近年は3バックを筆頭に、選手の大枠は固まってきた。これまでの積み重ねを大切にしつつ、次の段階へ進むにあたり、新たな突き上げはもってこいだ。
派手な補強よりも、着実なベースアップ。広島らしさが間違っていないことを、この試合でも見せてほしい。