【J1プレビュー】「相性」は健在か? 昨季を超えて頂点を狙う横浜F・マリノスが直近「1勝1分6敗」のC大阪を迎え撃つの画像
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■【画像x3】横浜FM対C大阪の予想フォーメーションと先発メンバー

J1リーグ第1節 横浜F・マリノスセレッソ大阪
2月19日(土)|14:00 日産スタジアム

 昨季2位の横浜F・マリノスが、タイトル奪取に向けて漕ぎ出す。だが、ホームで迎える初戦の相手とは、相性が悪いかもしれない。
 乗り込んでくるのはセレッソ大阪だ。昨季11位からの仕切り直しを目指すチームだが、「侮れないデータ」がある。実は、3年連続で開幕戦で勝利を収めているのだ。
 さらに怖いのが、直近の対戦成績だ。昨年の第8節で勝利するまで、リーグ戦では5連敗を喫していたのだ。なお、昨年後半戦での顔合わせでは、アウェイで1-2で敗れている。
 2018年でも初戦で対戦し、当時はアウェイで引き分けている。「ダブル」を食らった2019年には、リーグ優勝を果たしているのだが...。直近「1勝1分6敗」の数字は軽くない。
 C大阪がジンクスを活かすか、横浜FMが新たな扉を開くのか、見ものである。

■横浜F・マリノス

【出場停止】なし

【直近5試合結果】
L△1-1 川崎(H)
L○2-0 神戸(A)
L●1-2 浦和(A)
L○8-0 FC東京(H)
L●0-1 G大阪(H)

【通算対戦成績】
H 24試合・11勝6分 7敗
A 24試合・ 9勝3分12敗
計 48試合・20勝9分19敗

【直近対戦成績】
2021年10月24日 J1第33節 ●1-2(A)
2021年 4月 6日 J1第 8節 ○1-0(H)
2020年10月17日 J1第23節 ●1-4(A)
2020年 9月13日 J1第16節 ●1-2(H)
2019年 8月17日 J1第23節 ●1-2(H)

【今節のみどころ】
 昨年の開幕戦とは、大きく先発の顔ぶれが変わる。約1年前に川崎フロンターレ相手の試合に先発でピッチに立った11人のうち、6人がクラブを離れたのだ。
 その中には、オナイウ阿道のように、シーズン途中に移籍した選手もいた。12ゴールも挙げていたオナイウは夏にヨーロッパへと羽ばたいたが、それでもチームはリーグ最多の82得点を記録した。レオ・セアラのように、シーズン途中の合流でゴール数を2ケタに乗せた選手もいる。変化は常に訪れるものであり、それをポジティブに受け止めていくことが肝要だ。
 前田大然が抜けた左ウィングには入るのは、仲川輝人か。優勝シーズンにはリーグMVPに輝いた男だ。あるいは武者修行から戻ってきた樺山諒乃介、日本でのリスタートの正しさを証明したい宮市亮と、他にも候補はいる。誰が出てくるのか周囲も期待を抱き、誰よりも当事者たちが楽しみにしているはずだ。
 誰が出ようとも、やることは決まっている。アタッキングフットボールを全開で展開するだけだ。

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