サッカー日本代表DFを一瞬で欺いた! 浦和レッズ・江坂任の川崎フロンターレを粉砕した「ビューティフルゴール」【動画】の画像
先制ゴールを奪って喜ぶ浦和FW江坂任ら 撮影:中地拓也

■2月12日/富士フイルム・スーパーカップ2022  川崎フロンターレ - 浦和レッズ(日産)

 新シーズンの開幕を告げる試合の主役は、浦和レッズFW江坂任だった。

 リカルド・ロドリゲス体制で2年目の浦和レッズが、川崎フロンターレを下して富士フイルム・スーパーカップを制した。Jリーグ王者と天皇杯王者が激突する、新シーズンの“開幕ゲーム”。会場となった日産スタジアムのピッチで躍動したのは、背番号33だった。

 開始わずか7分で、江坂は先制ゴールを奪ってみせる。DF酒井宏樹が右サイドを抜け出すと、ややマイナスのグラウンダークロスを送る。そこに走り込んできたのが、江坂。クロスを右足で合わせ、流し込んで見せたのだ。GKチョン・ソンリョンの手も届かないワンタッチゴールだった。

 この1点を守る浦和に対して川崎は攻勢を強めるが、トドメを刺したのも江坂だった。81分、明本考浩が裏に抜けだそうと飛び出し、受けたボールを右サイドでキープ。その折り返しを、江坂が受ける。その瞬間、対峙するのはDF谷口彰悟。先日行われたW杯最終予選2連戦で、日本代表のセンターバックとしてフル出場した谷口だったが、江坂はフェイントを入れて谷口をうまくかわす。そして素早く左足を振り抜くと、再びゴールネットを揺らしのだ。

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