古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、井手口陽介を獲得し、勢いに乗るセルティック。スコティッシュ・プレミアシップには外国人枠の直接的な制限がないため、さらに日本人選手を獲得する可能性がある。
編集部では、セルティックに獲得を推奨する、Jリーグで活躍中の日本人選手を新たに5人選出。その上で、6日に行われた直近のマザーウェル戦のセルティックのスタメンに5選手を組み込み、理想フォーメーションを作成した。なお、現在負傷している古橋と井手口は今回は選外とした。
■CBにはスピードとビルドアップ能力を兼ね備えた岩田
岩田は昨季、大分トリニータから移籍し、加入初年度ながらJ1リーグで34試合に出場。シーズン序盤は右サイドバックや中盤の位置で出番を得ることが多かったが、終盤戦では畠中槙之輔の負傷離脱の影響もあり、CBが定位置に。
すると、後方のスペースをカバーリングできるスピードと豊富な運動量で相手FWをことごとく抑えた。そのスピードはスコットランドでも十分に通用し、裏抜けを許さないはずだ。
さらに2020シーズンの大分時代には、3バックの一角ながらチームトップとなるスルーパス本数を記録した岩田。その高いビルドアップ能力も、攻撃的なサッカーを志向するアンジェ・ポステコグルー監督の下で再び発揮されることだろう。