■外国人ストライカーは補強できるのか?
【補強充実度】 B 「C」に近い「B」の印象か。風間と高木は即戦力で、ダニエル・アウベスも将来性豊かなCBだ。昨シーズン14ゴールの見木友哉の残留も補強の一環と位置づけられるが、新加入より出ていった選手のほうが多く、主力が離脱するとやりくりに苦慮しなそうなポジションがある。また、J1昇格争いに絡んでいくには、やはり新たな得点源がほしい。昨シーズンリーグ戦出場なしに終わった川又堅碁の復活、昨季後半戦は1トップに定着した3年目の櫻川ソロモンの成長も求められる。
【J1昇格可能性】 B ユン監督のもとで戦った過去2シーズンは、スタートダッシュがうまくいかなかった。20年は開幕10試合の成績が4勝1分5敗、21年は3勝3分4敗だった。2月5日時点で得点源となる外国人選手の獲得が決まっていないだけに、なおさらシーズンの入りが重要になる。昨シーズン同様に守備力を土台とし、クロスゲームを勝ち切っていきたい。