■1月22日/鹿島アントラーズ 2022シーズン新体制発表会見(神栖市)
鹿島アントラーズが行った2022年の新体制発表会で、“全タイトル獲得宣言”が飛び出した!
神栖市内の会場に、新加入選手が勢ぞろいした。発表会に姿を現したのは、ベルギー1部のシントトロイデンから2年半ぶりに鹿島に復帰したFW鈴木優磨、MF樋口雄太(←鳥栖)、DFキム・ミンテ(←札幌)、MF仲間隼斗(←柏)、MF中村亮太朗(←甲府)、DF溝口修平(←鹿島ユース)の6人。今季から指揮を執るレネ・バイラー監督はスイスからオンラインで参加した。
バイラー監督はクラブ初の欧州出身監督で、新生アントラーズをけん引する存在となるが、現在、コロナの影響で来日できておらず、「スタッフを通じて選手たちに伝えてもらっています」という。それでも、選手からは心配の声は出ておらず、岩政大樹コーチを中心にチーム作りが行われているようだ。
事実、鈴木は「全タイトルを獲る」「2ケタ得点は必ず」と力強く宣言。鹿島がしばらく遠ざかっているタイトルを、それもすべて獲ると言い切ったのだ。その覚悟は、背番号にも表れている。
鈴木は2017年から19年までの3年間は、背番号「9」を背負っていたが、今季は「40」を背負う。これは、鹿島のレジェンドである小笠原満男氏が引退時まで背負った番号だ。復帰したクラブで、「一番プレッシャーがかかる」という背番号を自ら選択したのだ。