1月も半ばを過ぎ、各チームが続々と新シーズンへ向けて始動している。だが、選手の出入りも、まだ続いている。
坂元達裕に続き、セレッソ大阪からこの冬2人目となるヨーロッパへの移籍が決まった。瀬古歩夢のグラスホッパー(スイス)への完全移籍で、クラブ間で基本合意に達したのだ。
瀬古はU-12からC大阪一筋の、まさに生え抜き。U-15から日本代表にも名を連ねてきたタレントで、クラブの期待を背負ってきた。クラブから発表された本人のコメントによると、もちろん今年もC大阪でプレーするつもりだったが、海外から届いたオファーに挑戦を決心したという。
移籍先のグラスホッパーは、スイスの国内リーグで27回という最多優勝記録を保持している。しばらく優勝からは遠ざかっているが、スイス屈指の名門で、瀬古のさらなる成長が期待される。
ここでは東日本と西日本に分割しつつ、2021年シーズンを戦った20クラブに加え、2022年にJ1へと昇格する計22クラブから正式発表された動向をまとめた。
(画像でポジションと名前の間にある「完」は完全移籍、「期」は期限付き移籍、「復」は期限付き移籍からの復帰、「昇」は下部組織からの昇格を表す。「新」は高卒、あるいは大卒の新人選手。ポジション名の背景がピンクの選手は、今回新たに情報を更新した選手)