■世界最高峰のゴール
均衡が破れたのは70分。後半は序盤からチェルシーがカウンターを展開しゴールに迫る場面もあったが、GKエデルソンを中心にマンCがゴールを守る。すると、一瞬の隙を突いてマンCがゴールを決める。
左サイドをデ・ブライネが突破すると、カンテのスライディングタックルを回避しそのまま中央へ。ゴール前までドリブルで侵入したデ・ブライネはペナルティアーク手前から右足を振り抜く。ボールはゴール右に吸い込まれた。
デ・ブライネのシュートをブロックするため、チェルシーの選手が集まってきたからなのか、GKケパ・アリサバラガはシュートの瞬間に一瞬重心が右へ。だがベストなタイミングで横っ飛びしていたとしても、このシュートは防げないだろう。ドリブルからのシュートで、しかもボールが少し足もとに入っていたにもかかわらず、デ・ブライネは右足を振り抜いた。完璧コースに飛んだボールはゴール右に吸い込まれた。まさに世界最高峰クラスの一撃と言えるだろう。