1月8日、第100回全国高校サッカー選手権準決勝の高川学園(山口)vs青森山田(青森)が国立競技場で行われ、0-6で青森山田が勝利。6点のうち3ゴールがセットプレーからの得点で、見事に4大会連続となる決勝進出を果たした。
■開始3分で先制!藤森颯太の「対応しづらい」FK
両校がどのような形で試合に入るか注目が集まっていたところ、開始わずか3分で青森山田がFKから先制。
青森山田の藤森颯太が蹴ったボールは、キックと同時に後ろへ下がる高川学園のフィールドプレーヤーと、前に飛び出すGK徳若碧都のちょうど間に落下。こうしたボールに対してディフェンス側は、フィールドプレーヤーとGKのどちらが対応するか一瞬迷ってしまう。最終的には、対応に出たGKの前に青森山田の選手が3人も入り込む形となり、名須川真光のヘディングでリードを奪った。