■家長昭博は三笘在籍時に7得点も……
すでに触れた部分もあるが、得点ランキングに目を移せば1位はレアンドロ・ダミアンの23得点。2位は小林悠の10得点で、この2人が2ケタ得点を達成した。ちなみに小林は出場時間がかなり限られたシーズンとなっており、21年はなんと1150分。途中出場が多い中で、時間も限られている中での2ケタ得点は、さすがの一言だ。
3位は三笘薫と家長昭博の8得点。2人は3トップの両ウイングを構成する。三笘薫は、20試合でこの数字となっており、仮に移籍していなければ相当ゴール数が伸びたはずだ。ちなみに、家長も三笘が在籍していた期間に7得点を挙げており、三笘が移籍してからのゴール数はわずかに「1」。左サイドをドリブルで突破し続けた三笘の存在感の大きさがここにも表れている。
三笘の穴を埋めた選手は2人おり、マルシーニョは1得点で宮城天は2点。川崎が3連覇を達成するには、来季、このポジションで活躍できる選手が必須と言えそうだ。