【ラ・リーガ分析】レアルが世界に見せつけたヴィニシウスの覚醒【マドリードダービーでレアルがアトレティコに「完勝した理由」】(2)の画像
アトレティコのマルコス・ジョレンテと争うレアルのヴィニシウス・ジュニオール 写真:AFP/アフロ

【ラ・リーガ レアル・マドリードvsアトレティコ・マドリード 2021年12月12日(日本時間29:00キックオフ)】

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 後半立ち上がりはアトレチコが攻勢を強めるが、ゴールを奪ったのはレアルだった。

 57分、ロングボールから攻撃をスタートしたレアルは、フリックを経てヨビッチが中央で収めると、左サイドのヴィニシウスへ展開。またしてもジョレンテと対峙することになった背番号20の選択は、ドリブルではなくパスだった。

 中盤の密ぶりが失われていたアトレチコの守備を見逃さなかったヴィニシウスはグラウンダーでペナルティエリアを横断するパスを送り、アセンシオがダイレクトで流し込んで2-0。これで試合は決した。

 試合全体を通しては対策に苦しめられたヴィニシウスだが、残した結果は2アシスト。ジョレンテという強力なお目付け役がついたことで、上手くいかない時にも結果を残せる選手になったことが明示されることになった。

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