■リカルド監督「セレッソは良いライバル」

 C大阪との対戦は今季5回目となるが、相手の印象について問われると、

「監督が替わってからアイデアがはっきりしていると思う。チームとしてやることは決まっているが、たとえば清武(弘嗣)選手が出る時と乾(貴士)選手が出るときでは特徴が違う。ただ、個人で変わってくるところもあるが、狙いははっきりしている。チームの中でのスタンダードができているので、そのようなチームに対して、我々は最高レベルで挑まなければならない」

 と警戒した。

「浦和は何度もセレッソと対戦していて、良い印象を持っているし、良いライバルになると思う。優勝するなら、日本の中でもベストと言われるチームにも勝っていかなければいけない。セレッソ戦でも自分たちの最高のレベルでプレーをして、集中してミスを犯さない、良い判断を下すということが必要になってくる。目標はセレッソに勝つことではなく、このタイトルを獲るというところ。決勝に駒を進めるべく、まずはここでしっかりと勝ちたいと思っています」

 と、優勝を見据えつつも、まずは目の前の相手に集中するという堅実な姿勢を見せた。

 さらに、リカルド監督は、天皇杯の試合の展望についても語った。

(2)へ続く
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