【プレミア分析】日本代表・アーセナル冨安健洋「VSサンチョ」の状況で2失点も…「リバプール戦4失点、マンU戦3失点」はアルテタ監督「守備デザインの問題」?【マンチェスター・ユナイテッド対アーセナル】(2)の画像
【プレミア分析】日本代表・アーセナル冨安健洋「VSサンチョ」の状況で2失点も…「リバプール戦4失点、マンU戦3失点」はアルテタ監督「守備デザインの問題」?【マンチェスター・ユナイテッド対アーセナル】(2)の画像

【イングリッシュ・プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナル 2021年12月2日(日本時間29:30キックオフ)】

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 アーセナルは、52分に逆転を許す。

 マグワイアのロングボールを前に出てカットした左サイドバックのヌーノ・メンデスが、そのままカウンターに転じようと駆け上がろうとしたものの、カットしたボールを受ける形になったスミス・ロウは足が合わずにトラップしきれず、ボールはディオゴ・ダロトに回収され、そのままガラ空きのサイドを使われて攻め込まれ、最後はエリア内のロナウドが余裕で流し込んだ。

 それでも、この日のアーセナルはあっさり終戦とはならなかった。

 再開してすぐの54分。アーセナルは右サイドの高い位置でマルティン・ウーデゴーアがボールを持つと、戻ったフェルナンデスが一度はボールをカット。しかしそのカットしたボールを冨安が素早く回収して再びウーデゴーアに繋げると、今度はサンチョの守備によってアーセナルのスローインに。

 ボールはスローインから最終ラインまで一度戻り、左サイド、中央、右サイドと動くと最後はマルティネッリがダイレクトで折り返したボールをウーデゴーアがこちらもダイレクトでシュート。ピッチを広く使った素早い攻撃で同点に追いついた。

 劣勢に回りながらも自分たちのやり方を貫いてみせたアーセナルは一進一退の攻防を繰り広げるが、ユナイテッドの方が一枚上手だった。

 67分、フェルナンデスのシュートがそのままサイドまで流れると、またしてもサンチョと冨安の1vs1に。

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