■2位横浜FMと3位神戸の対戦にも注目

 同じく熱意で勝利を引き寄せそうなのがヴィッセル神戸だ。

 現在3位につける神戸は、勝てば3位以上が確定し、来季のACL出場権を手にできる。さらには、この2位の横浜F・マリノスとの上位争いに勝てば、最終節での2位浮上の可能性も出てくる。大勝したが相手の自滅とも言えるFC東京戦を含めて最近5試合で2勝3敗の横浜FMより、下位相手であろうと着実に白星を重ねてきた神戸が今節も勝ち切ると予想する。

 逆にモチベーションが心配なのが、降格が決まった大分トリニータ横浜FCの対戦だ。ともに降格が決まっており、気持ちの立て直しは難しいだろう。ともに気落ちしているとなれば、過去18勝6分5敗と圧倒している大分が勝つと見るのが妥当だ。

 J2でもメンタルが影響しそうな試合がある。首位のジュビロ磐田は16位のザスパクサツ群馬と対戦するが、ここはドロー決着とみる。磐田は最大のミッションだったJ1復帰を決めており、J3降格から逃げ切りたい群馬の方が気持ちでは上回る。ただし勝ち切るのは難しく、3試合連続の群馬のドローが今節も引き分けを続けるだろう。

 今回のtotoの購入締切は11月27日で、インターネット販売は13時50分、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分となっている。

PHOTO GALLERY ■編集部の予想とJ1残留争いの現状とスケジュール■
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