J1リーグ第37節 浦和レッズ―清水エスパルス
11月27日(土)|14:00 埼玉スタジアム2002
【今節のみどころ】
今シーズンは残り2試合となり、上位争いも残留争いも、いよいよクライマックス。ホーム最終戦となる浦和レッズは、残留争い中の清水エスパルスを迎える。
充実したシーズンとなった浦和は、主力選手の負傷やコンディション調整が続いているのは懸念材料ではあるものの、多彩な選手起用をもってチーム総力戦で臨む。リーグ終了後に待ち受ける天皇杯に向けて、ここで手応えを積み重ねておきたいところ。
一方の清水は、前節で5試合ぶりに勝利を手にしたものの、依然として負けられない戦いが続く。
降格圏となる17位の徳島ヴォルティスとは勝ち点差がわずか3。今節の白星は絶対にほしいところ。残留決定を引き寄せられるか。
■浦和レッズ
6位 勝ち点62 18勝8分10敗 45得点37失点 得失点差8
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】ユンカー、明本、柴戸
【直近5試合結果】
L○2-1 横浜FM(H)
L●0-1 鹿島(A)
L△1-1 川崎(A)
天○2-0 G大阪(A)
L○5-1 柏(H)
【通算対戦成績】
H 34試合・16勝6分12敗
A 36試合・15勝3分18敗
計 70試合・31勝9分30敗
【直近対戦成績】
2021年 4月 7日 J1第 8節 ○2-0(A)
2020年 9月23日 J1第18節 ○2-1(A)
2020年 8月 1日 J1第 8節 △1-1(H)
2019年10月 6日 J1第28節 ○2-1(H)
2019年 4月28日 J1第 9節 ○2-0(A)
【今節のみどころ】
前節の横浜F・マリノス戦では、相手にペースを握られるものの、MF江坂任の意表を突くセットプレーから、大卒ルーキーのMF伊藤敦樹がJ1初ゴールを決めて先制に成功。さらに、後半にはカウンターからMF田中達也がネットを揺らし、2-1で勝利した。安定した強さを誇る横浜FMを相手に、1年かけて積み上げてきた自分たちのスタイルを発揮し、充実した試合内容を見せた。
ホーム最終戦となる今節は清水との対戦。前回の4月の対戦時にはボールを支配し、2-0で完封したが、相手は現在、残留争いの真っ只中にいる。今節で負けると降格圏である17位に転落する可能性もあり、死に物狂いで勝ち点を狙いに来るはずだ。攻守の両面で圧倒し、最後まで集中を保ちたい。
また、先日、今シーズン限りでの現役引退を発表したMF阿部勇樹の引退セレモニーが試合後に行われる予定。埼スタのサポーターの前で、レジェンドは何を語るのか。