■残る道は天皇杯のみ
この試合に敗れたことで、浦和はリーグ3位以内でのACLへの道のりが事実上閉ざされたことになる。しかし、まだ天皇杯が残っている。天皇杯優勝チームにも、ACLへの切符が与えられるからだ。
ルヴァンカップでは準決勝まで勝ち進み、天皇杯ではベスト4まで勝ち上がっている。そしてリーグ戦ではACL出場権をかけた競争に終盤まで絡むことができた。リカルド・ロドリゲス監督就任初年としては、ある程度評価できる結果である。
とはいえ、このまま満足することはできない。タイトルに向け、そしてACLに向け、カシマでの乾杯を成長の糧に変えてみせる。