■キャビアに味はあるのか!?
赤イクラはともかく、日本では黒イクラ(キャビア)はかなり高額な商品です。今、アマゾンをちょっと覗いてみたら、20グラムほどのもので数千円から1万円程度するようです。ちょっと、買って食べてみようと思う値段ではありません。
それで、キャビアというのは何かのパーティーのようなところでお目にかかる代物というのが僕の中の常識でした。しかも、パーティーでお目にかかる場合でも、カナッペかなんかの上にちょこんと乗っている状態です。
あまりに量が少なくて、味もよく分からないまま「ああ、今、俺はキャビアを食っているんだ」と根拠のない幸福感に浸るのが関の山です。たしかに、あのプツプツ感は独特のものがありますが、味はよく分かりません。
そんな、僕の中でのキャビア観を根本的に覆したのが、イランの空港の土産売り場で買ってきたキャビアでした。