■10月27日/天皇杯・準々決勝 ガンバ大阪―浦和レッズ(パナスタ)
27日に行われた天皇杯準々決勝では、ガンバ大阪と浦和レッズが対戦し、アウェーの浦和が2-0で快勝した。浦和は、優勝した2018年以来、3年ぶりの準決勝進出を果たした。
16日に行われたリーグ戦第32節でも対戦したばかりの両者だが、この時は1-1の引き分けに終わった。浦和はシュート数が25本と決定機を多く作ったものの、ゴール前での精度を欠き、得点も試合終了間際に得たPKのみ。短期間で再び顔を合わせるG大阪に対してどのようなプランで臨むのかが注目された。
しかし、今回のゲームでは浦和はリーグ戦の結果を引きずらなかった。
浦和は前半10分、MF平野佑一の浮き球パスを受けたFWキャスパー・ユンカーがドリブルで持ち込み、左足でゴールに突き刺した。
また、前半42分にはDF山中亮輔がクロスを送ると、MF江坂任が頭で折り返し、最後はMF関根貴大がネットを揺らした。守備ではGK西川周作が相手の決定機を阻止し、2-0で完封。準決勝進出を決めた。