■日本代表の右SBも務める酒井宏樹には「さらなる攻撃参加を期待」
また、浦和には、現在の日本代表で右SBを務めているDF酒井宏樹が在籍しているが、酒井は9月からはじまったワールドカップ最終予選にここまで3試合に先発出場している。
その酒井については、「代表でもよくやっていると思う」と評した。さらに、浦和でのプレーについても、「我々の前線の構造にもよるが、酒井には攻撃面でも期待している。場合によっては、ビルドアップのときに彼が後ろに残って組み立てて、その後から前に現れるということをしたりします。誰が前にいるのかによっても変わってくるし、相手によってもやるべきことが変わるし、私たちがどういった現象を私たちが起こしたいかによっても変わってくるが、もちろんポテンシャルがある選手なので、さらに前に顔を出して攻撃で貢献する力はあると思う」と、さらなる成長に期待を寄せている。
今夏にマルセイユから浦和に移籍してきた酒井だが、8月のチーム合流後からすぐに主力となり、リーグ戦はここまで10試合に先発している。浦和でも右SBを任されている酒井がロドリゲス監督の下で攻撃面にさらに磨きをかけることができれば、日本代表においてもプラス材料になり得るだろう。
サッカー日本代表は、11月11日にベトナム戦、16日には同率の勝ち点で並ぶオマーン戦を控えている。是が非でも勝利を手にしたい連戦。ロドリゲス監督の見解どおり、日本は勝ち点を積み上げることができるか。