鹿島、勝ってACLへ望み!(1)ハマったFC東京分析に相馬監督「想像できていた」の画像
前半にセットプレーからカイキがゴールを決めた瞬間 撮影:中地拓也
■【画像】FC東京ー鹿島アントラーズの写真■

■10月23日/J1第33節 FC東京 1-2 鹿島アントラーズ(味の素)

 鹿島アントラーズがACLへ望みをつないだ!

 FC東京を2-1で破って勝ち点を56に上積み。3位・ヴィッセル神戸にこれ以上離されたくない状況で、勝ち点差を4とした。すでに優勝の目が消えているリーグ戦での目標となるACL出場権獲得に可能性を残すことに成功した。

 味の素スタジアムでのFC東京戦は、ともに久々の公式戦だった。FC東京は10日に行われたYBCルヴァンカップ準決勝・名古屋戦以来およそ2週間ぶり、鹿島は2日のリーグ・横浜FC戦以来となる3週間ぶりの試合。両チームともに休養十分とあって、集中した堅い前半となったが、開始わずか2分で決定機を作ったのはFC東京の方だった。

 GK児玉剛、MF高萩洋次郎とつないだボールを受けて、FW永井謙佑が鹿島の左サイドに侵入。その折り返しを受けた高萩がフリーでシュートに持ち込むも、わずかに枠を外れたのだ。その後もFC東京はアダイウトンや永井のスピードを生かした攻めで鹿島ゴールを狙った。

 対する鹿島も、縦に早い攻めでチャンスを狙う。17分、FC東京の決定機をはねかえした流れから、上田綺世がFC東京のペナルティエリアに侵入。相手ディフェンダーと対峙しながらも、左サイドから中にいた土居聖真にボールを送った。背番号8の左足にピタリと合うも、これは児玉に防がれてしまった。

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