■プレースタイルは?
レアル・ベティスのカンテラに所属していたガビは、2015年にバルセロナのカンテラに加入。今季のプレシーズンにも帯同していた。17歳がバルセロナで登録メンバーに入るだけでも凄いことだが、8月29日のラ・リーガ第3節ヘタフェ戦でトップチームデビューを果たした。同20日のグラナダ戦では初アシストを記録している。
元々は10番の役割を担っていたガビは、決定力を兼ね備えているため両ウィングやセカンドトップなどゴールにより近い位置でプレーしてきた。ただ現在はセントラルハーフでのプレーが多く、自らが決めるというよりは8番の位置で試合を組み立てる役割を担うことが多い。
ガビは長短のパスを使い分け、バルセロナの攻撃の舵を取る。将来、アンドレス・イニエスタのようなマエストロとしての活躍が期待される。また、ウィングやセカンドトップなどよりゴールに近いポジションでもプレーできるため、試合の組み立てや直接チャンスに関与することなどポリバレント性を持つ選手だ。ガビは今回の初招集で、スペイン代表デビューを果たすことになるのだろうか。