■優勝するチームとしての資格
一方で、内容が理想のものではなかったことも自覚している。
それでも、「悲観し過ぎずにチャレンジしながら進めていきたい」と前を向いた。苦しい状況が続いているのは事実だ。しかし、それでも白星を重ねている。そして、2位・横浜FMとの勝ち点差を「9」にして、首位を快走している。下を向く理由は何もない。
湘南戦のような難しい試合であっても、仮に内容が良くなくても、白星を手繰り寄せることこそが優勝するチームの資格となる。
川崎は残り8試合。さらに、最終節には現時点で2位に位置する横浜FMとの直接対決もある。すべて勝利する必要はない。内容で圧倒できなくてもかなわない。修正しながら前進することができれば、連覇という栄光は自ずと手に入る。