【J1分析】復帰した長友の「テーマ」と恩師がイタリアに連れて行った「理由」【「FC東京対名古屋グランパス」長友佑都とフィッカデンティの再会】(2)の画像
Jリーグで再会した長友佑都とマッシモ・フィッカデンティ監督 撮影/原壮史
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明治安田J1リーグ 第32節 FC東京vs名古屋グランパス 2021年9月22日 19:03キックオフ

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 一方のフィッカデンティ監督は、ヤクブ・シュヴィルツォクの運も絡んだゴールで同点に追いつくと、ハーフタイムに修正を加えてオープンな展開に持ち込んだ。双方死力を尽くした好ゲームはそのまま1-1で幕を閉じ、長友とフィッカデンティ監督の2人は充実した表情でひと時の再会を楽しんだ。

 充実の表情を見せた長友だが、チームへの好影響とは別に、個人のプレーとしてはまだベストを見せてはいないだろう。

 アダイウトンが攻撃した時に自身を使ってもらえるようになったり、相手が攻め込んできた時に思い切って1vs1を挑みに行けるようになったりしなければ、プレーそのものでサポーターに真価を見せることはできない。そのためには連携の部分をより高めていかなければならないが、トレーニングでチームの中心にいることや、試合でもチームが既に長友色に熱く染まっていることを見れば、その日が遠くないことは間違いない。

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