【J1分析】名古屋のサイド攻撃を封じた35歳・長友佑都【「FC東京対名古屋グランパス」長友佑都とフィッカデンティの再会】(1)の画像
Jリーグで再会した長友佑都とマッシモ・フィッカデンティ監督 撮影/原壮史
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明治安田J1リーグ 第32節 FC東京vs名古屋グランパス 2021年9月22日 19:03キックオフ

 長友佑都マッシモ・フィッカデンティ。試合後、Jリーグという舞台で再び巡り合った数奇な運命を喜ぶ2人からは、激闘を終えた充実感が伝わってきた。

 前田直輝相馬勇紀森下龍矢齋藤学……錚々たるサイドアタッカーが揃う名古屋で、長友と相対したのはその筆頭格でもあるマテウスだった。

「1vs1で負けない長友を見せる」という言葉を復帰戦で口にしていた背番号50にとって絶好の相手だったが、名古屋のフィッカデンティ監督は4-2-3-1の3の部分を左から相馬、前田、マテウスとし、マテウスと前田が流動的に動くことで長友に難しい対応を強いた。

 それに対し長友は、パスが渡るタイミングではしっかり寄せて自由を奪うものの、ドリブルを開始されてからは無理に競らずに間合いを取り、マークの受け渡しをしながら縦には行かせないという守備をするしかなかった。

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