新世代を代表するINACの高校2年生・17歳の浜野まいかが2ゴール【INAC神戸レオネッサ対大宮アルディージャVENTUS】「WEリーグ喜びと決意にあふれた開幕」(2)の画像
先制ゴールを喜ぶ高瀨愛実ら 撮影/原壮史
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Yogibo WEリーグ 開幕戦 INAC神戸レオネッサvs大宮アルディージャVENTUS 2021年9月12日 10:01キックオフ

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 WEリーグの開幕は多くのニュースで全国的に取り上げられた。1つの競技として日常に定着するビッグチャンスが再び訪れた。

 ブームを経験した選手たちはそこを強く意識している。高瀬もそうだ。プロサッカー選手になったという喜びと同じくらい強い思いがある。「足を運んでくださったみなさん、見てくださったみなさん、WEリーグを開催するにあたってご尽力してくださったみなさんが、自慢したくなるような、誇りに思えるような、価値のあるリーグにしていきたい」

 Jリーグが発足すると、男子小学生の憧れの職業の上位としてサッカー選手が挙がるようになった。

 サッカーが好きでも続ける場が近くになくて競技から離れてしまう女子プレーヤーは多いという。プロ選手という明確な目的地ができたことが、育成年代のその大きな問題が少しでも解消されることに繋がっていけば、競技人口も増え、競技レベルもより上がっていく。そういう期待も大きい。

 育成年代にとって身近な存在である、2011年にまだ子どもだった選手たち、ブームを眺めている側だった選手たちも、プロの舞台でサッカーができる喜びをプレーに乗せている。

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