【CL分析】「勝ち点3の価値がある」レアルGKティボー・クルトワの奮闘【インテル対レアル・マドリード、終了間際の決着の理由(2)】の画像
インテルの攻勢を防ぎ、クルトワが勝利に大きく貢献した 写真:ロイター/アフロ

UEFAチャンピオンズリーグ グループD第1節 インテルvsレアル・マドリード 2021年9月15日(日本時間28:00キックオフ)】

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 今季インテルに加入したエディン・ジェコは、「僕らが負けるべき試合ではなかった」と語った。その言葉を否定することはできない。

 だが、勝つべき試合をものにできなかった、という事実からも目を背けられない。

 前半のインテルのプレーの素晴らしさは、両チームの監督・選手ともに認めている。ならば、試合の分水嶺は、決勝点が決まった終了間際だけではなく、前半45分間にも存在していたのだ。

 前半のシュート数は、レアル・マドリードの5本に対し、インテルは14本。R・マドリードの枠内シュートはゼロだったが、インテルは4本を放っている。

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