2021/22UEFAチャンピオンズリーグ(CL)が、日本時間9月15日に開幕した。将来を担う若手選手も出場機会を狙っているし、すでに活躍している10代後半〜20代前半の選手もいる。東京五輪で活躍した2000年生まれの日本代表MF久保建英と同世代の選手でも、すでに欧州ビッグクラブで主力として活躍する選手もいる。今季のCLに出場するクラブで、久保建英と同世代の若手注目選手を紹介する。
■バイエルンで活躍する若手
まずはバイエルン・ミュンヘンでプレーする20歳のアルフォンソ・デイビスと18歳のジャマル・ムシアラの2人だ。デイビスは今季のブンデスリーガにおいて、ここまで4試合に出場2アシストを記録。左サイドバックが主戦場の同選手だが、左サイドハーフでもプレー。非常にスピードのあるサイドの選手だ。
現在18歳のムシアラは、昨年6月にバイエルンの史上最年少出場記録となる17歳115日でブンデスリーガデビューとなった。途中出場が多いものの、ここまでリーグ戦4試合出場2得点2アシストを記録。名門バイエルンで18歳ながら、その実力を遺憾なく発揮している。攻撃的なポジションを複数こなせることも魅力的で両ウィングのみならず、トップ下や左サイドハーフとしてもプレーできる。
デイビスとムシアラは、15日のチャンピオンズリーグ開幕節のいきなりの注目カード、バルセロナ対バイエルンで、2人そろって先発。デイビスが左サイドバック、ムシアラは2列目の右サイドでプレーして、バルセロナ相手に3−0の勝利に貢献した。