■川淵三郎相談役、田嶋幸三会長、村井満チェアマンのコメント
<JFA相談役 川淵 三郎>
「入場制限があり、浦和レッズレディースのファン・サポーターが来られなかったのは残念だったが、攻防相まってどちらが勝ってもおかしくない見応えのあるゲームだった。長い距離の鋭い縦パスや大きなサイドチェンジ、中央突破のロングパスなど、今まで女子サッカーでは見られなかった多彩なプレーを見ることができた。体のぶつかり合いも多かったが、体幹を鍛えることで競り合いのときのボディコンタクトの強さも上がっていくだろう。プロになり、一生懸命に良いプレーを見せようという気概が見えた試合だった。
Jリーグのときもそうだったが、ひたむきさがなくなるとファンの関心は薄れてしまう。ひたむきさを忘れずにサッカーにまい進してほしい。
WEリーグには、日本女子サッカーが世界に飛躍する可能性を示していってほしいと期待している」
<JFA会長 田嶋 幸三>
「今日は記念すべき試合ということで、最初は両チームとも緊張していたように感じましたが、
次第に両チームともに持ち味を出して面白い試合となりました。特に後半は、お互いの良いところを出しながら、積極的に得点を奪うことにトライし、ファン・サポーターにとっても面白い試合を展開してくれたと思います。
これからもWEリーグの理念である女性活躍社会の実現を忘れずに、これからもプロリーグを展開していって欲しいと思います」
<Jリーグチェアマン 村井 満>
「試合終了まで手に汗握る展開に興奮した。まさに開幕を飾るにふさわしいゲームだった。
特に印象的だったのは、プレーした選手たちの誰一人レフェリーに異議を訴えるシーンがなかった事。クリーンでフェアなゲームがWEリーグの特徴であると印象づけた」