2021年9月12日、女性初のサッカープロリーグ WEリーグが開幕した。
一斉開幕となったなかで、注目を集めるカードとなったのは、日テレ・東京ヴェルディベレーザ(東京NB)対三菱重工浦和レッズレディースの一戦。
両チームには、東京2020オリンピックに出場したメンバーも多数含まれ、スピード感あふれるプレーで観客を魅了した。
前半はお互い運動量がある中で激しい戦いプレスの掛け合いから、33分に東京NBの9番のFW植木理子が、10番のFW小林里歌子とのワンツーでDFを振り切り右足で先制ゴールを決めた。
後半に入るとお互いの持ち味が出て、49分に浦和 の10番、FWの 安藤梢からのセンターリングを9番のFW 菅澤優衣香がDFと競り合いながら飛び込んでのボレーシュートをゴールに叩き込み、同点に。
最後は87分、19番のMF塩越柚歩が、自らのドリブルで作り出したチャンスを活かしてペナルティエリアから振り向きざまにしっかりキーパーを見てボールに回転が掛かったミドルシュートでゴールネットを揺らし2対1で逆転して浦和が記念すべき初勝利を飾った。
歴史的な開幕に際して、JFAの川淵三郎相談役、田嶋幸三会長、Jリーグの村井満チェアマンのコメントが寄せられている。