■今シーズン不調気味だった鎌田だが、これで一安心?
41分には左サイドでボールを奪うとすぐにシュートを狙える位置にいる中央のサム・ラマースにパス。シュートは決まらなかったが、ゴールに向かって進めることを常に選ぶ鎌田がチームを引っ張っていた。
今シーズンの鎌田は、ここまで昨シーズンのような活躍を見せることができていなかったが、オリヴァ―・グラスナー監督が試合前日会見で「若い選手は他のクラブから興味を持たれれば迷いが生じることもある」「(9月1日に移籍期間が終わったことで)再び自身のパフォーマンスのことを考えるようになる」と信頼を寄せたことに応えて、本来のプレーを見せ、チームの中心メンバーであることを示した。
アンドレ・シウバとルカ・ヨビッチがいなくなった分、鎌田にかかる期待は大きいが、この試合でのパフォーマンスは期待を寄せる人々を安心させるに十分なものだった。
■試合結果
フランクフルト 1-1 シュツットガルト
■得点
79分 フィリップ・コスティッチ(フランクフルト)
58分 オマル・マーモウシュ(シュツットガルト)