J1リーグ第28節 名古屋グランパスー徳島ヴォルティス
9月10日(金)|19:00 豊田スタジアム
名古屋グランパスは、最も忙しい夏を過ごしたJクラブのひとつだ。8月9日のJ1第23節から、天皇杯やルヴァンカップを含む9連戦を、中2-3日で戦ってきた。ようやく一区切りついたが、リスタートはフライデーナイトでの対戦と、前回の日曜日の試合から中4日で徳島ヴォルティスと戦うことになる。
微妙な区切りとなってしまったが、ここから再び連戦が始まる。ACLを含む中3日での5連戦のスタートだ。
厳しいスケジュールではあるが、名古屋にとっては新たな試練のスタートだ。リーグ戦では相変わらず、名古屋を含む3チームが勝ち点1差でACL出場圏内の3位ヴィッセル神戸を追っている。この試合の4日後には、ACLラウンド16を戦う。リーグ戦での連勝は止まったが、ルヴァンカップ準々決勝では2試合連続2-0で鹿島アントラーズを下した。この勢いを手放すわけにはいかないのだ。
対照的に徳島は、11日ぶりのゲームとなる。この期間にチーム力のアップを図り、上位相手の策を練ってきたはずだ。現在、J2降格圏内にいるチームとして、この試合に懸ける思いは名古屋に負けてはいない。
準備期間の違う両チームが、「自分たちのリズム」をつかむべく、全力でぶつかり合う。