【ワールドカップ最終予選】「このままではサウジアラビアからもオーストラリアからも点は取れない。10月から若手に切り替えるべき」「遠藤航の相方は?」【中国戦の激論】(6)の画像
稲垣も10月の最終予選でメンバー招集すべき!? 写真/渡辺航滋

 サッカー日本代表が9月7日深夜に2022カタールワールドカップ(W杯)のアジア地区最終予選で中国代表と対戦し、1-0で勝利した。ホームでの初戦を落として衝撃を与えた日本代表だが、中立地ではあるが勝ち点3を持ち帰ることに成功した。
 この一戦から何がうかがえ、今後にどんな影響を及ぼすのか――。取材歴50年を超える大住良之、後藤健生、2人のサッカージャーナリストが縦横無尽に語り尽くす!

前回記事はこちらから

―10月の最終予選では、五輪組の起用が増えるでしょうか。

後藤「今までのフル代表で、直近のオリンピックに出ていた選手が何人もいたかというと、そんなことはないでしょ。今回は、その融合がすごくうまくいっていると思いますよ」

大住「北京オリンピックに出た選手では、次のワールドカップには本田圭佑がようやく間に合ったくらいだったよね。香川真司は南アフリカワールドカップのメンバーに入れなかった」

後藤「6年後のワールドカップで、みんなブレイクするわけだし。だけど今回は、オーバーエイジを含めると、半分近い選手が東京五輪でプレーしていたことになる」

大住「今回の2試合を見て、むしろそうならないと、ちょっと厳しいかなという気がしてる」

  1. 1
  2. 2
  3. 3