だが、データは必ずしも川崎の圧倒的優位を示さない。リーグ戦とリーグカップでの通算対戦成績は、川崎が17勝9分15敗とわずかに勝ち越しているのみ。むしろリーグカップのみでは、浦和が4勝1分3敗と勝ち越しているのだ。

 浦和は決して川崎のホームも苦手とはしていない。引き分けて延長突入もあり得るかもしれないが、ここは浦和が勝利して準決勝進出を果たすとみる。

 その他の準々決勝3試合は、第1戦でいずれも白黒ついている。「180分間」の前半が終わっただけではあるが、チーム状況や相性を考えると、逆転するチームが出てくるのは難しいか。

 J2ではやや上位2チームが抜け出しつつあるものの、まだまだ激戦が続いている。首位の京都サンガS.C.は、7位のヴァンフォーレ甲府と対戦する。

 甲府はやや順位を下げてきたが、京都とは今季の対戦を含めて3連続で引き分けている。甲府はふたたびJ2を戦うことになった2017年以降、京都に負けていない。

 しかし、である。通算対戦成績では京都が9勝8分6敗と勝ち越している。しかも、甲府のホームでも5勝3分3敗だ。無敗が続く京都が、久々の勝利をつかむと予想する。

 今回のtotoの購入締切は9月4日で、ネット販売は17時50分、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分となっている。

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