■先制ゴールで移籍後初ゴール
再デビューを果たしたルカクが前半15分に先制ゴールを記録する。ルカクはポストプレーでマテオ・コバチッチにボールを落とすと、コバチッチは右サイドのリース・ジェイムズにロングボールを送る。ジェイムズは右足でグラウンダーのボールを中央に送ると、走り込んできたルカクがダイレクトで流し込んだ。
まず注目したいのはルカクのポストプレーだ。持ち味のフィジカルでパブロ・マリに隙を与えず。しっかりとブロックしてコバチッチにボールを渡した。そして、ルカクはそのままゴール前まで駆け上がる。その際、マークについていたマリと再び競り合いになるが、左腕一本で抑え競り合いに勝つ。ルカクは競り合いで勝ち、マリをなぎ倒してゴール前までスピードを上げると、そのままダイレクトで決めた。フィジカル、スピードとルカクらしさ全開のゴールだった。