■西川「チームにとって大切なピースになる」

 GK西川周作もショルツのプレーについて、「ディフェンスリーダーとして、しっかり声を出してラインコントロールをしてくれた。今日一緒にプレーしてみて、正直、彼のポテンシャルの高さには驚かされました。左右から精度の高いボールを供給したり、持ち運んでからのパスというのは彼の良さだと思っているので、どんどん試合をしていけばJリーグにも慣れてくるはず。チームにとっても大切なピースになる」と、期待を寄せた。「新しい選手がたくさん入ってきたなか、ポジション争いは激しくなっていて、誰が出ても結果を出さなければならない。連携などはここからさらに良くなるはず」と、さらなる前進を誓った。

 大型補強を行った浦和。試合を追うごとに、誰がどのポジションで起用されるのかと注目が集まっている。西川の言葉どおり、誰が出場しても勝てるチームになれれば真の強さを誇れるだろう。既存選手と新戦力の融合にますます期待が高まる。

 

■試合結果

徳島ヴォルティス 0-1 浦和レッズ

 

■得点

62分 関根貴大(浦和レッズ)

  1. 1
  2. 2
  3. 3