■マンUが獲得した大物二人
マンチェスター・ユナイテッドも大物の獲得に成功した。まずは、ドルトムントからジェイドン・サンチョを獲得。念願だったウィンガーの獲得に成功した。同選手はスピードとテクニックを武器とするドリブラータイプのウィンガーだ。サイドを駆け上がり味方のチャンスを演出、さらには自らゴールを決めることができるシュートセンスも併せ持つ。途中出場ではあったが、マンUの開幕戦に出場。これから連係を高めていけば、主力としてプレーできるポテンシャルを秘めている。今後の活躍に期待だ。
マンUが獲得したもう一人の大物はラファエル・ヴァランだ。フランス代表のCBはレアル・マドリードからの加入となった。ヴァランもマンUが念願だった選手の一人だ。オレ・グンナー・スールシャール監督はハリー・マグワイアの相棒としてヴァランの獲得を目指し、ついにそれが実現した形となった。今季の開幕戦はお披露目のみに終わったが、今後の活躍が楽しみな選手だ。
ヴァランはレアルでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やクラブワールドカップのタイトルを獲得。さらには2018年のロシアワールドカップ優勝を経験。サッカー選手なら誰でも羨むタイトルを複数獲得している。
ヴァランの特徴はスピードだ。絶対的なスピードを持つヴァランはスピードタイプのFWにも負けない速さを持つ。カバーリング力にも優れているCBだ。またクレバーなところもあり、頭を使って相手からボールを奪うことができる。さらには空中戦でも強さを発揮し、CBに必要な要素を兼ね備えている。プレミア初挑戦でどこまでできるか注目だ。