J1リーグ第24節 横浜F・マリノス―大分トリニータ
8月15日(日)|18:00 ニッパツ三ツ沢球技場
2位の横浜F・マリノスと、19位の大分トリニータ。立場は随分違うように見えるが、似ている点もある。互いに、勝ち点8差で目標を追い続けているのだ。
昨季王者の川崎フロンターレが首位を快走している。追うのが、隣町のクラブである横浜FMだ。ミッドウィークの名古屋グランパス戦にも勝利して、試合数で並ぶとともに、勝ち点差を1ケタにした。ここからは勝ち点8差を、さらに縮めていく段階に入る。
大分も、勝ち点8差で追っている。現在J1残留ラインにいる16位の徳島ヴォルティスとは勝ち点7差。そのラインを追い越し、残留圏に浮上するには、勝ち点8差を逆転して現在16位のチームの上に行く必要があるのだ。
リーグ戦10試合負けなしの横浜FMと、連敗中の大分。勢いに差があるかに見えるが、この一戦に懸ける思いは、どちらも負けてはいない。激戦は必至だ。
■横浜F・マリノス
2位 勝ち点53 16勝5分2敗 46得点20失点 得失点差26
【出場停止】ティーラトン
【直近5試合結果】
L○2-0 名古屋(H)
L△2-2 清水(A)
L○3-2 G大阪(A)
L○2-0 福岡(H)
L○2-0 柏(A)
【通算対戦成績】
H 12試合・ 7勝2分3敗
A 12試合・ 6勝3分3敗
計 24試合・13勝5分6敗
【直近対戦成績】
2021年 5月26日 J1第16節 ○1-0(A)
2020年10月10日 J1第21節 ○4-0(H)
2020年 8月15日 J1第10節 ●0-1(A)
2019年 7月 6日 J1第18節 ○1-0(H)
2019年 3月17日 J1第 4節 ●0-2(A)
【今節のみどころ】
中2日での4連戦目となるが、チームは勢いに乗っているはずだ。ケヴィン・マスカット新監督がベンチに入ってからも、3試合連続で複数得点を奪っている。チームは変わらず、アグレッシブなプレーを続けている。
選手の疲労が気になるが、今回はティーラトンと、3試合連続で出場停止の選手がいた。それでもチーム力に減退の跡はみられず、むしろ良いローテーションになったと言えるほどだ。
今節もある程度のメンバーの変更が予想される。前節に移籍後初ゴールを挙げた杉本健勇のように、日替わりヒーローが出てくることを期待したい。