■自国開催EURO1996での雪辱
1996年、イングランドは自国開催となったEUROの準決勝でPK戦の末ドイツに敗退。この時、最後のキッカーとなったのがガレス・サウスゲートだった。
監督という立場になり、自らの手腕で確かに25年前のリベンジを果たした彼は試合後「96年に共に戦った仲間が決勝でプレーできなかったという事実を変えることはできない」と述べつつ「今の選手が過去を感じる必要はない。彼らは恐れではなく挑戦として(タイトルへの道を)進むことができる選手たちだ」と語った。
ヨーロッパ全体で開催されている今回のEUROだが、準決勝、決勝はロンドンで行われる。サポーターも、サウスゲート監督自身も、あの時の夢の続きを今のチームに見ている。
■試合結果
イングランド 2―0 ドイツ
■得点
75分 ラヒーム・スターリング(イングランド)
86分 ハリー・ケイン(イングランド)