【J1分析】「広島対柏」日本代表からの還元(2)代表選手がチームにいる「最大のプラス」の画像
ゴールを喜ぶ佐々木翔 撮影/原壮史
広島対柏戦での写真 20210619
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【明治安田生命J1リーグ 第18節 サンフレッチェ広島vs柏レイソル 2021年6月19日 19:03キックオフ】

 日本代表の活動を経験すると、選手たちの意識は大きく変わるという。それはよく、日の丸を背負うことを経験した人にしかわからない、という言葉でも表現されるが、選出された選手たちのその後のコメントやインタビューを多数見ていくと、たとえば自身のストロングポイントを意識してよりそこを押し出すようになったり、選ばれ続けるためにそれまで以上にストイックに結果に拘るようになったりする、という意味合いの言葉がよく出てくる。加えてJリーグの選手に関しては、海外組の普段の姿を見て学ぶことも多い。

 そしてそれらの中でも特に目立つのは、自分のためにプレーするのではなく、チームのために何ができるのかを考えるようになる、あるいは、チームを勝たせる選手でなければ意味がないと思うようになる、という内容だ。クラブで結果を出すことが代表に繋がる、というのも含めて、代表戦後によく見聞きするこれらのコメントは決して紋切り型のものではないのだ。

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