6月14日、カタールW杯 アジア2次予選日本対キルギスの試合の前日練習が、大阪府吹田で行われた。
日本の森保一監督は選手達よりも早くスタジアムピッチに現れ、ピッチコンディションを確認してグランドを隅々まで調べて一周していた。
2つのグループに分かれてのボール回しでは選手それぞれが軽快な動きを見せていた。
その後に行われたキルギスの練習では、ある選手に注目が集まった。
キルギス代表は、来日後に選手1人が新型コロナで陽性反応が出て、濃厚接触者にGK3名全員が含まれてしまうという未曾有の事態。やむをえず、7日のモンゴル戦ではDF、11日のミャンマー戦ではFW登録の選手がGKとして出場。モンゴル戦は0−1で敗れたが、ミャンマー戦は8−1で勝利した。
15日の日本の試合に向けては、ベテランGK パベル・マティアシュが追加招集。1名しかいないキーパーの重責をしっかりと噛みしめて、入念なトレーニングをこなし注目を集めていた。